チョコレートを贈る風習が当たり前になった「バレンタインデー」。近頃は、お子さん同士にも、及んでいるんですね。
しかし、事の起こりは、3世紀初めにローマのヴァレンチヌス(英語で ヴァレンタイン)聖人が、クラウジウス皇帝のために殉教した日とされています。この伝道師を慰めるということから、バレンタインという名がでてきたと言われています。また、毎年このころから、小鳥の繁殖期が始まるとされており、中世になってキリスト教では「愛を与える日」であると言われ、贈り物をする風習ができたようです。
日本では、バレンタインデーは、チョコレートをあげる日としていますが、もともとは便りを出し合ったり語り合ったりといった、心を通じ合わせる良き日として、正しい「愛の日」にしたいですね。
イラスト:しぃり