入園・進級(入園式・始業式)春が少しずつ近づいてきました。4月は、新しい生活を迎える方が多い季節です。入園・進級・入学等など、新しい出会いの始まりの季節です。
特に、入園式というのは、子どもが人生初めて出会う集団生活の行事で、印象に残るものなのでしょう。お父さんやお母さんにとっても期待と喜びが大きいものです。
進級する子どもたちにとっても、他の始業式と比べても特に大切な意味を持っているのが1学期の始業式です。1つ学年があがって、お兄さんやお姉さんになった喜びを感じる事でしょう。
どうして、日本の新年度は4月なの?さて、日本が4月に入学式を行うようになったのはいつからかご存知ですか?江戸時代、寺小屋などでは、随時入学していました。明治初期に、西洋の教育が導入されて9月入学が主流でした。しかし国の政策等の関係で、様々な新年度が4月から始まるようになりました。
その後、9月に入学式を行う学校もありましたが、4月に定着し、現在に至っています。
海外の新学期の季節は?アメリカやフランス、カナダやイギリスは9月がスタート。
オーストラリアやニュージーランドは、2月初め(1月末もあります)。
シンガポールは1月。タイは5月。
それぞれ時期は違いますが、長い休み明けから新年度がスタートするようです。
(オーストラリアやニュージーランドは南半球なので季節が逆になるのでやはり、この時期は夏休みです。シンガポールやタイは1年中常夏ですが、乾季や雨季等の長いお休みの後に新学期が始まるそうです。)
ところ変われば、新学期の時期も違うのですね。
イラスト:しぃり